あなたはよくやっているね~mimi子~その1
その一
それまでは「学校」のなかで、必死にその空間に合わせてきた。
もう無理だ、ダメだとギブアップしたのが、中学入学して3日目のときだった。
それから、体は楽になった。朝寝ててもいい。出かけなくていい。
でも、気持ちはどうしていいかわからなかった。誰もが自分を否定した。
まったく知らない人までが「学校に行かないのはダメな奴だと」否定しているようだった。
制服を着た学生はどこへ行っても避けて通った。

フォトTienDatグエン上Unsplash
十代の後半くらいから、「あなたはよくやっているね」と言ってくれる人に出会ってようやく、
自分が自分でいられるようになった。
それからずっと「あなたはよくやっているね」と言ってくれる人の近くに寄っていって過ごしてきた。
だから本当は、もっと夫にも「よくやってくれている」とか「やってくれてありがとう」とか、
そんな言葉を言ってほしくて、でも一緒に過ごす年月が経てば経つほど、言ってくれなくなって、イライラして当たっていた。
そんなとき、夫が言った一言。頭の中はぐちゃぐちゃで、気持ちがスースーした。
涙が出た。母に話した。応援してくれた。
これからは、言われなくても前へ進んでいかなくてはならないのだと分かった。
「あなたはよくやっているね」いろんな人から今まで言われてきたのだから、
私の中は「あなたはよくやっているね」がたくさん積もっているはずだ。
そんなときに出会ったのが、この「ゆるん」さんです。
ペンネーム mimi子
mimi子さんシリーズはこちら
その2、人生ってほとんど、そんなものかも>>>
そんなつぶつぶが ーmimi子ー
showとshort novel
それまでは「学校」のなかで、必死にその空間に合わせてきた。
もう無理だ、ダメだとギブアップしたのが、中学入学して3日目のときだった。
それから、体は楽になった。朝寝ててもいい。出かけなくていい。
でも、気持ちはどうしていいかわからなかった。誰もが自分を否定した。
まったく知らない人までが「学校に行かないのはダメな奴だと」否定しているようだった。
制服を着た学生はどこへ行っても避けて通った。

フォトTienDatグエン上Unsplash
十代の後半くらいから、「あなたはよくやっているね」と言ってくれる人に出会ってようやく、
自分が自分でいられるようになった。
それからずっと「あなたはよくやっているね」と言ってくれる人の近くに寄っていって過ごしてきた。
だから本当は、もっと夫にも「よくやってくれている」とか「やってくれてありがとう」とか、
そんな言葉を言ってほしくて、でも一緒に過ごす年月が経てば経つほど、言ってくれなくなって、イライラして当たっていた。
そんなとき、夫が言った一言。頭の中はぐちゃぐちゃで、気持ちがスースーした。
涙が出た。母に話した。応援してくれた。
これからは、言われなくても前へ進んでいかなくてはならないのだと分かった。
「あなたはよくやっているね」いろんな人から今まで言われてきたのだから、
私の中は「あなたはよくやっているね」がたくさん積もっているはずだ。
そんなときに出会ったのが、この「ゆるん」さんです。
ペンネーム mimi子
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その2、人生ってほとんど、そんなものかも>>>
そんなつぶつぶが ーmimi子ー
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