絵本で人生を元気に No.22 「みんな、星のかけらから」 ~よくできるお姉ちゃんがいる妹へ~

絵本で人生を元気に №22

「みんな、星のかけらから」
~よくできるお姉ちゃんがいる妹へ~

なんでもできるお姉ちゃん。
私が編んだマフラーは、穴ぼこだらけだけど
お姉ちゃんが編んだのには、穴ぼこなんて見つからない。
ほめられるのは、いつもお姉ちゃん。
「おまえはスターになれるぞ」
仮装コンテストに出た私に、おじいちゃんはそう言ったけど
賞をもらったのはお姉ちゃんだった。
私もスターになりたいなあ…
夜空を見上げている私に、おじいちゃんが言った。
「おまえも スターなんだよ」って。
そして、宇宙のはじまりのお話をしてくれた…。
ビッグバンの始まりが、私たちのいのちにつながっていること。
「わかるかい?なにもかもが、そしてだれもかれもが
星のかけらでできているんだ」
「いつかわたしもきらきらひかる?」
「もうひかっているさ!…いいかい、わすれちゃいけないよ、
おまえがなんでできているのかってことをね。
この宇宙で、お姉ちゃんだけがスターじゃないんだ。
だれもがみんな、ちがうやりかたで光るんだよ」
私はわすれなかった。
そして私は光ったんだ。

♥「みんな、星のかけらから」
ジーン・ウィリス:文
ブライオニー・メイ・スミス:絵
石井睦美:訳
(フレーベル館)


~絵本で人生を元気に~

はじめに
悩めるお母さまたちへ

「自分の人生はなんやったんやろ。
子どもの時に絵本を読んでほしかった」
読み聞かせの後、その中年男性がつぶやきました。
母親からは、いつも叱られていた。
「勉強せなあかん」「そんなんでどないすんの」
何をやっても否定されてばかりで、
どうせ自分は何をやってもあかんと思い込んでいた。
大人になり、楽しい思い出を封印し
「幸せになったらあかん」自分でバランスをとってきた。
幸せになるとフタをしていたものが出てきそうで
そうなると、今までの自分を否定してしまうことになる。
それがこわい…
好きな女性もできたけど、結婚=不幸の図式が浮かび
子どもが自分と同じような目に合うのではないかと
自ら関係性を壊してしまった。

まさか、こんなことになるとは…
息子の幸せを願い、育ててきたことが全部裏目にでて
天国にいる男性の母の無念さを、私は思わずにはいられません。
そしてこのような母の無念さを、味わってはならないと思っています。
「幸せは自己肯定感を高めることにあり」
例え自己否定が身についていたとしても大丈夫!
絵本があなたのネガティブな思い込みを取り除いてくれます。
どんなあなたをも受け入れてくれます。
あなたが癒され、よい状態になれば
お子さまにもよい影響が現れてきます。

これから、あなたやお子さまの人生が元気になる絵本を
ご紹介させていただきますね。お楽しみに。

絵本メンタリング協会 認定講師
渡辺みさ子


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ままのまほう


お母さん。
・イライラしたり
・疲れちゃったな
・子どもとの関係の中で自己嫌悪に陥ってる
・色んなことがいっぱいいっぱいで、余裕がなくなりそう

お話聴かせて下さい
笑顔で過ごせる時間を増やしていけるよう、お母さんと一緒に、親子の笑顔が増えるような育児を一緒に考えましょう