絵本で人生を元気に No.30 ~違いに近づく~

絵本で人生を元気に №30

~違いに近づく~

誰かと似ていたり、同じだったりすると
とても安心しますよね。

「みんな違ってみんないい」
そのことは知っていても、わかっていても
考え方や、価値観の違う人たちを
遠ざけたりしがちです。

でも似ている人、同じ人とばかり一緒だと
自分の世界は広がらないままです。

そこで、見方を変えてみるとどうでしょう。
違うから新鮮で、発見があり、おもしろい!
そう考えて、違う人に近づいてみたら
世界が広がる自分を感じるかもしれません。

♥「まざっちゃおう!」

林 木林:文 岡田千晶:絵(光村教育図書)

あか、あお、きいろ
三つの色は、みんな仲良く暮らしていました。

あかが「自分たちが最高!」
って言いだすまでは。

きいろは言い返しました。
「最高なのはきいろ!」

あおは…何も言わなかった。
関係ないって感じで。

こうして色たちは
別々に住むことになりました。

ところがある日、
一人のきいろが、
一人のあおに出会って何かが起きた。

「きみといるとなんだか うきうきする」
「いっしょにいるとおちつくなあ」

それから二人はいつもいっしょ。
毎日がたのしくなった。
周りはブツブツ言ってたけれど、
あおときいろは一緒になってまざっちゃった。

そして新しい色が生まれた。
みどり。
文句を言ってたみんなも、
みどりのとりこに。

もっと新しい色ができるかも。
そこで、みんなもまざりはじめ
いろんな色が生まれました。



~絵本で人生を元気に~

はじめに
悩めるお母さまたちへ

「自分の人生はなんやったんやろ。
子どもの時に絵本を読んでほしかった」
読み聞かせの後、その中年男性がつぶやきました。
母親からは、いつも叱られていた。
「勉強せなあかん」「そんなんでどないすんの」
何をやっても否定されてばかりで、
どうせ自分は何をやってもあかんと思い込んでいた。
大人になり、楽しい思い出を封印し
「幸せになったらあかん」自分でバランスをとってきた。
幸せになるとフタをしていたものが出てきそうで
そうなると、今までの自分を否定してしまうことになる。
それがこわい…
好きな女性もできたけど、結婚=不幸の図式が浮かび
子どもが自分と同じような目に合うのではないかと
自ら関係性を壊してしまった。

まさか、こんなことになるとは…
息子の幸せを願い、育ててきたことが全部裏目にでて
天国にいる男性の母の無念さを、私は思わずにはいられません。
そしてこのような母の無念さを、味わってはならないと思っています。
「幸せは自己肯定感を高めることにあり」
例え自己否定が身についていたとしても大丈夫!
絵本があなたのネガティブな思い込みを取り除いてくれます。
どんなあなたをも受け入れてくれます。
あなたが癒され、よい状態になれば
お子さまにもよい影響が現れてきます。

これから、あなたやお子さまの人生が元気になる絵本を
ご紹介させていただきますね。お楽しみに。

絵本メンタリング協会 認定講師
渡辺みさ子


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ままのまほう


お母さん。
・イライラしたり
・疲れちゃったな
・子どもとの関係の中で自己嫌悪に陥ってる
・色んなことがいっぱいいっぱいで、余裕がなくなりそう

お話聴かせて下さい
笑顔で過ごせる時間を増やしていけるよう、お母さんと一緒に、親子の笑顔が増えるような育児を一緒に考えましょう