ゆるんのアンテナコーナー

久しぶりのコラムの発信です(^^)/

こんにちはPONです
ゆるんのアンテナコーナーがスタートしました
気軽に読んでいただけたら嬉しいです

今回のテーマは大阪・万博の公式キャラクター『みゃくみゃく』

みゃくみゃくはなぜ売れたのか?

「気持ち悪い」から「かわいい」へ。
人気上昇の理由とその裏側

発表当初は賛否を呼んだこのキャラクターが、今では万博会場のみにならず全国的にも
熱い支持を集めています。

1異質さ・印象強さが生む記憶と慣れ
デザインのインパクトが強い為、最初は「気持ち悪い」「怖い」「違和感がある」といった反応も
多かったものの、目にする機会が増えるうちに「慣れる」ことによって親しみや愛着がわいてきた。
これは心理学でいう単純接触効果の典型例です。

私が最初にみゃくみゃくを見たときも、正直に言えば「なにこれ、気持ち悪い・・・」という感想でした。
青と赤が混じる体、どこか不安をあおる形。とても”かわいい”とは思えませんでした。

けれど、不思議な事に時間が経つにつれて印象が変わってきました。
実際にお土産コーナーやSNSで目にするたびに見慣れていき、他のキャラクターや商品とコラボ
する姿をみているうちに、「あれ、意外とかわいいかも」と思える瞬間が訪れたのです。

2「かわいい」は固定でなく、動くもの
ここから感じたのは「かわいい」という感覚は絶対的なものではなく、出会いや文脈によって変化する、
ということ。

最初は”拒否”に近い感覚でも繰り返し接することで親しみに変わる。
また、みゃくみゃくが他のキャラクターや日常的なアイテムとコラボする姿をみたことで、「異質な存在」
から「身近でユーモアな存在」へとイメージが換わっていきました。
単体では理解しづらかった存在も、別の文脈や場面に置かれると意外に調和して見える。

ここに「みゃくみゃく人気」の秘密があるかもしれません。

3デザインの裏側・思想性
色の意味:青い体は「清い水」赤い部分は「細胞の増殖」など生き物・環境・未来などを
想起させる要素が込められている。正体を解明しないミステリアスな感じも興味を引きます。

まとめ
「みゃくみゃく」が最初は「なんだろう?」と評価が分かれながらも、
少しずつ愛される存在になってきたのは、違和感の先に“慣れ”や“共感”があったからかもしれません。
新しいものに出会うと、人はどうしても戸惑ったり、拒否したくなったりするもの。
けれど、少しずつ触れて、遊び心を交えながら向き合っていくうちに、
新しい魅力に気づけることもあるんですよね。

そう考えると、この流れは女性の生き方にもどこか似ている気がします。
最初は「ちょっと変わってるね」と言われたり、「わかりにくい」と見られることもあるかもしれない。
でも、自分らしさを大切にしながら、人や環境と関わり合う中で磨かれていくと、その姿はだんだんと「愛される個性」へと変わっていく。

みゃくみゃくがそうだったように、一人ひとりの個性も、時間とともに“じわじわと”愛されていく力を持っているのだと思います。

※この文章は個人の意見になります